DIG/聖都の謎:S1-02話「深まる謎」 あらすじ&ネタバレ

2015年6月25日にHuluで日本初の配信開始となった「DIG/聖都の謎」。
毎週木曜日に各話配信中という事で、7/2第2話が配信となりました。

第1話では、主人公であるFBI捜査官のピーターがある大物議員を殺してイスラエルのエルサレムまで逃亡してきた容疑者カリドを追う中で若い女性エマに出会い、また更なる殺人事件に巻き込まれていく様子が描かれていました。

では早速、第二話のあらすじも含めた感想をご紹介します。
(下記ネタバレも含まれますのでご注意ください。)
←第一話のあらすじはこちら

DIG/聖都の謎
S1-02話「深まる謎」

 


イスラエル エルサレム 

第1話の最後でピーター・コネリーはカリドを追っていた最中、逆にカリドから謎めいた石を奪われてしまいました。ピーター1人で追っていた為に後から来たエルサレムの地元警察に連れて行かれます。

エマ・ウィルソンの殺害前に一緒にいた防犯ビデオの画像を解析した結果、一緒に写っていたのがピーターであると知った地元警察の刑事コーヘンはその知った事実を伏せながら、ピーターの行動を根掘り葉掘り聞いて探っていきます。
ピーターには外交特権があるためにコーヘンは慎重に調べるつもりなのでしょう。
そして迎えに来た上司リンにピーターを引き渡しますが、ピーターが飲んだコーヒーのカップを鑑識に回しDNA鑑定に出します。

ピーターとリンのオフィス。
リンは「晩さん会の前に大使に事情を説明しないといけないわ」
と言いましたが、
ピーターは「エマ・ウィルソンと連れの男の写真についてだが、コーヘンが特定した」と。
それに気付かれていることをピーターは知っていましたね。
そして「それは俺だ」とリンに告げます。
リンは驚いてコーヘンに言うようピーターに言いますが、
「やましいことはない。彼女に街を案内してもらっただけ。彼女とカリドはグルで、これはワナだ。陰謀だ」
と言って再びコーヘンの所に戻り、カリド容疑者捜索に参加します。

アメリカ ニューメキシコ州

逃げたジョシュの世話をしていた女性デビーは、まったく同じ容姿の少年ジョシュがもう一人いたことに戸惑っていましたね。
教祖?司祭?のような存在のダッド・ビリンガムのお付きの女性で、逃亡したジョシュを銃で殺したフェイに礼拝堂に連れていかれます。
そこでダッドから逃亡したジョシュの死体を見せられます。驚くデビー。
ダッドがいうには「今日でジョシュは13歳だった あと一日待てば死なずに済んだ 外に出たことが間違いだった」と告げます。
そして、デビーに「今こそ君の信念が試される時だ 私を信じるか?」
と聞きます。デビーはおびえながらも「はい 信じています」と答えていました。
でも彼女の信仰心はかなりぐらついているでしょうね。

ノルウェー 

ユダヤ人青年赤毛の子牛を散歩させながら
「今日旅が始まるんだ、エルサレムに行く、神が守ってくださるよ」と優しげに話しています。
家には迎えの男が来て、家にいた男に「子牛を外に出あるかせるなんて危険だ」と言いますが、家の男は「ここは僻地だから大丈夫」なんて言っていましたが
迎えの男は
エッセネ派を甘く見るな
目的を達成するためなら彼らは何でもする やつらは手ごわいぞ!」
なんて首をつかんでピリピリムード、更には子牛と青年を車に乗せて出発する前に青年に気付かれないように家の男を始末していました。

イスラエル エルサレム

逃亡していたカリド容疑者は外の食堂にいました。
しかしそこのテレビが自分の逃亡のニュースを流して他人に気付かれそうになったためそこを立ち去り、公衆電話からどこかに電話をかけます。
カリド「今夜届けに行く 私が逮捕されたら二度と取り返せない だが…」
相手から切られたようでかなりイラついている様子で逃げていくカリドでした。

アメリカ ニューメキシコ州

ダッドが生きている方のジョシュに、今日は特別な日だという事、君には両親はいない、普通の子とは違い、奇跡の子だという事を告げます。
そうするとジョシュは
“地上の者を父と呼んではならぬ あなた方の父は天におられる神のみ”
と聖書の言葉を暗誦します。満足そうなダッド
一方、死んだ方のジョシュの部屋を片付けていたデビーはショックで泣いていました。
それを責めるようにフェイが見ていましたね。とても狂信的でダッドを信じ切っているのでしょう。
そしてダッドの部屋からこっそり外の車のカギをとり、逃げようとするデビーでしたが、ジョシュに声をかけられます。
ジョシュ「僕は今夜 重要な儀式に参加するんだ 何をするのかな 緊張するよ
怖くなったらあなたを見るよ…」
デビー「私も見ているわ」
と逃げるのを断念します。
そして儀式でジョシュは礼拝堂の壇上に立ち何か祈りの言葉を唱え、連れてこられた子牛(白黒)にナイフを振り下ろしていました。

イスラエル エルサレム

ピーターとコーヘンが地元警察の防犯ビデオの映像がリアルタイムで見られる部屋にいます。地元警察の技術者が顔認識システムでカリド容疑者を見つけ出そうと写真をスキャンしてましたね。
そして外に出て発掘現場で聞き込みをしようとピーターが言っていましたが、
コーヘンの携帯にヴィッキー・コネリーの写真が送られてきます。
そしてそれが一年半前に自殺したピーターの娘だと聞かされます。
驚くほどエマに似ていました。だからピーターはエマを追いかけたんですね。納得。
そして急用ができたから領事館に送るよ、とピーターとコーヘンは車に乗ります。
車内でコーヘンはピーターが神学校にいたことを知っていると言います。
そして「大差ないね 神父もFBI捜査官も 共通点は規則と忠誠心。
理解できないよ…何故卒業を目前にして退学した?何があったんだ?」と。
何か大きな事情がありそうなピーターは何も答えないのでした。

領事館に入ったピーターはリンに、コーヘンに逮捕される前に時間稼ぎをしてほしいと頼みます。
リンはあなたはこの事件に私情を挟みすぎているから手を引いて、
と言いますが、まったく手を引く様子はなくピーターはまた捜査に出て行ってしまいました。
発掘現場を一人で探っているピーターはやはりコーヘンに見つかって手錠をかけられてしまうのでした。
そして連れられて行く車内でピーターはコーヘンに
「俺は殺していない 一つだけ認める 俺は彼女と会ってた」と言います。
「娘に似ていたからか?」とコーヘン。まあそりゃそうですよね。
「違う」「寝たのか?」「寝てない、発掘現場を見てしばらく話しただけだ。」
なんてピーター言っていましたね~!あんたあんな裸になって泉でキスしておいてそりゃ嘘やろと思いながらもまぁ寝たわけじゃないな…なんて。
途中でコーヘンの息子が乗り込んできて、なんだよ迎えに行ったのかよ、みたいな感じで緊張がゆるみましたね。
コーヘン「カリドと彼女の関係は?」
ピーター「彼女はカリドに何かを渡す予定だった 石だよ やつは彼女の家に行き 俺から石を奪った」
コーヘン「どんな石だ?大きさは?」
ピーター「長方形で色は赤だった、それが?」
コーヘン「胸当てだ…カリドが持ってた。古代の祭司が身に着けたものだ」
あの石はその胸当てにつけるものの一つだったのですね。
コーヘンの電話が鳴り、カリドが姿を現したと言うことが分かります。
「手錠を外してくれ たのむ」とピーター
「どう思う?」と息子に聞くコーヘン
何も言わない息子
「マジでか?」とピーター。少しユーモアのあるシーンでした。

ノルウェー 

空港に子牛を載せて移動中に、エッセネ派とみられる男に襲撃され、迎えの男は撃たれます。
自分の死が近いことを悟りながらも空港から港へ車へ向かいます。
エッセネ派の男が港へ追ってきたときには既に迎えの男は死に、子牛と世話をしていたユダヤ人青年は“謎(エニグマ)”と言う名前の船でクロアチアのスプリットへ出港した後でした。

イスラエル エルサレム

ピーターとコーヘンが地元警察に着くと防犯ビデオにカリド容疑者が写っていました。
ピーターはコーヘンと携帯をつなぎながら外に飛び出し、逃げるカリドの居場所をコーヘンに指示してもらいながら追っていきます。
一旦は地下に入って携帯の電波が切れて繋がらなくなってしまいながらも、カリドを追いかけて出てきた場所にピーターは驚きます。
領事館の前でした。

領事館の中では晩さん会が開かれており大使も歓談しています。
そこに側近がこっそり大使に耳打ちして大使は席を中座。
エレベーターで自分の部屋へ向かった先には何とカリド容疑者が。
カリド容疑者は大使に例の石を渡します。
部屋の隠し金庫からだした、何かの測定器で石を測定し、間違いないことを確かめると小箱を開けます。
小箱には同じような石が10個程度おさめられていました。
カリドが「あとひとつだな」と言うと
大使「最後の難関よ…気づかれないように出て行って」とカリドへ告げます。

第3話へつづく。

えーっ!ピーターとリンのボスの大使が容疑者とつながっていたんですね~!
大使と大昔の祭司が使っていた胸当てに何の関係があるのでしょうか?
気になります!
そしてあらたに現れた赤い子牛を狙っているエッセネ派、これまた調べてみると、紀元前のころの…(Wikipedia:エッセネ派)ユダヤ教の一派ですがもうすでにない宗派みたいですね。そこらへんを現代のドラマに登場させるあたり、ミステリー好きにはなかなか唸る展開になりそうですね。
前回もモーセ関連の箱を発掘作業をしているみたいなことをエマが言っていましたが、モーセで牛と言えば金の子牛の話があります。(Wikipedhia:金の子牛)
ここら辺の旧約聖書の知識があるとさらに楽しめそうですが、なかなか日本人にはなじみ薄いですよね~
それでも結構面白いと思わせるところがこのドラマの作りが、事件の謎を解いていくサスペンスの部分もしっかりしているのでちゃんと面白くみられるのでしょう!次回が楽しみ!

 

←第一話のあらすじはこちら

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