DIG/聖都の謎:S1-01話「預言」 あらすじ&ネタバレ

さて、早速ですが2015年6月25日にHuluで日本初の配信開始となった「DIG/聖都の謎」

どういった内容なのか、全く前知識がないままに見始めたのですが、Huluの紹介ページでのふれこみは下記の通り。

「HEROES/ヒーローズ」「HOMELAND/ホームランド」の
製作プロデューサー「ティム・クリング」。

主演は、ハリーポッターのルシウス・マルフォイ役を演じ、
ゴールデン・グローブ賞ノミネート俳優ジェイソン・アイザックや
エミー賞女優アン・ヘックなど、超実力派俳優たち。

地球上で最も神聖な聖域とされている都市、エルサレム。
しかしそこには、数千年に渡って隠され続けてきた、
人類の歴史そのものを捻じ曲げてしまう、驚くべき“真実”が、、、。

なんだか凄そうですね…!

第一印象としては65分と言うのが結構長く感じました。初回だけに謎めいた部分が多かったですね。

あと何回か見るとハマりそうですが、今の所ちょっと謎ばかりで盛り上がるのはこれからだろうな…という印象です。 

では早速、第一話のあらすじも含めた感想をご紹介します。(下記ネタバレも含まれますのでご注意ください。)

DIG/聖都の謎
S1-01話「預言」


初回では、主人公であるピーター・コネリーが娘を亡くしたFBI捜査官で、それがつらくてイスラエルの首都エルサレムまで転勤してきたこと。
アメリカに残してきた妻とは、娘(ヴィッキー)の死の記憶がつらく、うまくいっていないらしい事が分かりました。

ピーターの上司である女性のリンとは、寝ているものの、愛情という訳ではなく、そのやりきれなさを友情で慰め合っているような関係性、と言う感じでしょうか。

そして興味をひかれたのはやはりあの赤い髪が印象的なエマ・ウィルソンでしたねぇ~!
ピーターが容疑者をおっている最中にふっとあらわれ、そして次はピーターのいるバーに現れます。
ピーターは彼女に強烈にひかれて尾行していたら見失ってしまうのですが、次の瞬間ふっと彼女から話しかけてきます。

しかしエマってば、自分を尾行してきた見も知らずの男を、散歩に誘った上に「目を閉じて…この土地を感じて…」とか思わせぶりな様子。
しかも自分の職場である発掘現場を案内し、いきなり神聖な泉、ミクヴァに裸になって泳ぎだし、そんな神聖な場所でキスするて…あまりにも警戒心なさすぎぃ~!魔性すぎぃ~!。
エマに自分の娘の面影を思い出すピーターは、1人になった時に亡くなった娘さんの留守電を聞き直したりして切ない…孤独なピーターおじさんなのでした。

エマはその警戒心のなさが仇になったのかあっさり殺されてしまいます。
次の日その死体写真を見せられるピーターですが、上司(リン)に自分が一緒にいたことを言いそびれてしまうんですね~。
娘を亡くした悲しみで若い女の子が死んだ写真を見るのがつらいだろう、とリンがピーターを気遣うのに彼は「何回か寝たぐらいで俺の心が読めるのか」とかひどいことを言っちゃうんですね。よっぽど深い悲しみがそこにあるのかという事をうかがわせます。

防犯ビデオにエマと一緒にピーターが写っていた写真が、証拠として出されていました。しかし、画質が荒すぎて人物が特定できないのをいいことに、ピーターはちゃっかり捜査に同行してエマが色々書いていたノートをくすねてましたが、これが後になってピンチに立たされそうな匂いがプンプンしてましたよね。

殺される前にエマが別れ際にピーターのポケットに何か重要そうなもの(石)を忍ばせたという事は、そもそもピーターを知っていたのかな?と思わせる謎を含んでいましたね。
そして彼女とピーターが話題にしていた“契約の箱”と言うのは、キリスト教圏にいる人なら結構有名な「モーセの十戒が刻まれた石版が納められた箱」のことですね。(Wikipedia-契約の箱)それが発掘されれば世紀の発見になるというわけです。

そして一方で、ドラマの重要な位置を占めるユダヤ教の格好をした男たち。
彼らがドラマの一番初めに登場するわけですが、ノルウェーの牛小屋で赤毛の子牛が産まれたのを見て「時が来た」という訳です。
その子牛の世話を任され、さらにラビから拳銃を預かっていた若い男の髪型、もみあげだけが長い三つ編みでしたが、あれも旧約聖書の教えの通りにしている訳ですね。
そして次にユダヤ教の男たちが目撃されたのはエマの働いていた発掘現場。
神聖なために発掘が禁止されている場所。
(エマが働いていた大学のイアン・マーグローブ教授はそこはイスラム教の当局から発掘を禁止されていると言っていましたが…教授がその場所の事を“ワクフ”と言っていました。)
そこでピーターとエマが目撃したのは子羊(ヤギ?)の喉を切り裂いて何かの儀式をしてたユダヤ教の男たち。それを目撃してしまった為にエマは殺害されたのでしょうか?
ピーターが後からその現場に捜査で行くとその場所はレンガで塞がれてしまっていましたが、エマの刻んだイニシャル(EW)の目印は残っていました。
そこは今後も重要な場所になりそうです。

また、エマが働いていた発掘現場を指揮するペンシルベニア大学のイアン・マーグローブ教授が何か隠しているのでしょうか。

ピーターと最初は争っていながら、エマ殺害を一緒に操作することになる現地の刑事コーヘンもピーターと同じく、事件解決のためなら規則を破ることもいとわないという破天荒な所があります。

アメリカの大物議員の息子を殺してエルサレムに逃亡していたカリド容疑者を捕まえるため、ピーターは令状もないのに現地に行きコーヘンと争いになる訳ですが、争っているその間に容疑者に逃げられるてましたね。
カリド容疑者は結局コーヘンが捕まえてましたが。
容疑者を早くアメリカに送還しなくちゃいけないのに手続きを踏まずに地元警察にカリドを拘束されてしまった(横取りされた)ピーターはリンや大使にまでくぎを刺されてましたね。
窃盗の容疑で地元警察が勾留していたカリド容疑者ですが、コーヘンが尋問中に彼に見せた、博物館から盗まれたという四角いレリーフの証拠品。
カリド容疑者はそれを見て「人間は非力だ…我々の存在に意味などない…」などと言っていました。

そのレリーフ、コーヘンは署から勝手に持ち出して、久しぶりに会った自分の叔父さんに見せていました。
それは叔父さん曰く<神との交信に使う祭司の胸当て>ということでしたが、その胸当てにそもそも嵌っていたはずの石がないそうで…一体何なのか…この重要アイテムの謎が解明されていくのがこのドラマの大きなカギになりそうです。

コーヘンは最初はピーターと喧嘩していましたが、あとから気が合う様子も見せていました。
しかしピーターがエマ殺害事件について何か隠し事をしていることに気が付いていましたね~。
これから彼らはコンビで動いていくのでしょうか?

そしてニューメキシコの謎の宗教っぽい施設…ジョシュという少年はクローンみたいな存在で複数同じ姿形の少年が存在することが示唆されていましたね。
特殊な環境で育てられた少年たちとその少年の世話をする女性が、この話にどう絡んでくるのか…?
しかし1人逃走したジョシュ、足が土に着いたからって、それで汚れてしまったからと殺すかぁ~?教祖のお付きの女性が銃で撃ってましたが…いずれにせよ恐ろしいまでの狂信ぶりですね。

その施設のリーダー(教祖)っぽい、怪しさ満載のダッド・ビリンガムですが、ユダヤ教の男のひとりレヴ師と電話で子牛のことを話していました。
尊師と呼ばれるこのダッドという男もこれからどういう役割を果たしていくのか気になるところです。

イスラエルの地下のトンネル
ノルウェーの牧場の子牛
ニューメキシコの施設
ここが絶妙につながって今後どうなっていくのか、気になってきました。

ピーターは地元警察からカリド容疑者を引き受け、アメリカに送還するためにパトカーで空港に向かっていた所をいきなり別の車に追突されて車がひっくり返っちゃってましたね。
けがをしながらも逃走したカリド容疑者を追うピーター。
しかし怪しげなビルを捜索中に銃を突きつけられてカリド容疑者にエマからポケットに入れられた石をあっさり取られてしまいました。
エマのノートにその石のことが書かれているような感じでしたが…石は取り戻すことはできるのでしょうか?

しかしこの物語が<イスラエル><パレスチナ>問題を少しでも理解していないと深く入り込めないドラマなのかな~?と感じましたね。

エルサレムはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教と、どちらにとっても聖地で未だに紛争が絶えない地域ですよね…
そこらへんの歴史と言うのは日本人にとってはなじみが薄いので、少し前知識を持って臨んだ方が楽しめそうですが(Wikipedia-エルサレム)
やはり付け焼刃では難しい話題もこれから出てきそうですね…
という訳で、このドラマが日本でこれからブレイクするかどうかは未知数ですね。

私の今後の展開の予想としては、こういうサスペンスにありがちな「死んだと思わせておいて、実は死んでませんでした〜!」のパターンかな〜!なんて…どうなるでしょうか?楽しみです。

  

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